「デコ・アクセサリー」よくあるご質問
デコ
クリスタルデコレーション講座
ストーンが足りなくなりました。
基礎
教材に入っているストーンは実際に講師による制作時に使用された数よりも少し多めに入っていますが、人によって使用するストーンのサイズ感などが異なり、大粒を多めに使う方、小さいストーンばかりに頼ってしまう方などもいらっしゃいます。
そのように特定のサイズに偏ってしまうと、何かしらのストーンが不足してしまう事もあるかと思われます。
偏りなくさまざまなサイズをまんべんなく使用できるよう埋めてみてください。足りなくなってしまって買い足していただく分には問題ありません。
スワロフスキークリスタルとガラスストーンの見分け方がわかりません。
基礎
ガラスストーンは、スワロフスキーと比べると、一回り大きくてガラスのカット面が異なります。
富士山のように、少しとがっているのがスワロフスキーです。良く見比べると、輝きも違います。
ストーンの裏面のフォイル部分ですが、ガラス(デコリエ)ストーンはほぼシルバーに近い色をしています。
スワロフスキークリスタルはそれに比べますと、ゴールド味がかっている若干黄色めの色をしています。
スワロフスキークリスタルのフォイルなしとはどういうことですか?
基礎
フォイルとは、ストーンの裏側についているアルミです。
そもそも、フォイルとはストーンの輝きをより出すためにつけているものなのですが、一部の色やSS3のストーンなどにはついていないものがあります。
ジェットやジェットヘマタイトに関しては黒い色なので、あまり違いが出ませんので、フォイル無しとフォイル有りのものどちらでも構いません。
講座では、基本的にはフォイル有りのものを使用しております。
接着剤(エポクリヤー)の匂いが苦手です。他の商品を使ってもいいですか?
基礎
接着剤の扱いやすさ、品質、持続性、強度 などを見た場合にこのエポクリヤーが一番優れているため、こちらを使って頂いておりますが似たような接着剤はほかにもたくさん販売はされています。
ただ、やはりどれも接着剤独特のにおいはありますので換気は必要になります。
もしほかのものの方が良い!ということでしたら色々とご検証いただき、ご使用いただいても問題はありません^^
ただし、デコレーションする小物との相性の良し悪しがある場合もありますのでご注意ください。
接着剤の適量がわかりません。
基礎
基礎知識ブックとDVDでは4ミリ大の正円程度を量を~ということでご説明させていただいており、最初はそのくらいの量を目安に出していただき、あとはご自身のスピードに合わせて増やしたり減らしたりしていただければOKです!
接着剤はベタベタしてくると塗りにくく、綺麗に線塗りが出来ませんので残りの接着剤が固まってきてしまったら、出しすぎだと判断をし、次からはもう少し少な目にしましょう。
もしくは、残りの接着剤がほぼ無くてサラサラの状態で作業がどんどん進むようでしたらもう少し多めに出しても良いでしょう。
デザインを間違えてしまいました。再提出になりますか?
基礎
デザイン違いということでマイナスの評価にはなりますが、その項目だけでなく作品全体の仕上がり、技術などを含めて総体的に評価をしますのでその点だけで不合格になるかと申し上げにくいです。ご心配であれば、再度制作いただくことをおすすめ致します。
デコリエにて再提出キットをご購入いただけます。
整列並べがゆがんでしまいます。きれいに並べるコツはありますか?
2級
縦も横もまっすぐにするには、固まる前の「確認と調整」を何度もすることに限ります。
右下がりになってしまう癖があっても、固まる前に確認し、調整をすれば直せるはずです。
固まってから斜めになっていることに気づくようでは遅すぎます。
一列並べるごとに前の列も含め横も縦も、全体も見て確認する癖を付けてください。
確認の時は正面から見るだけでなく、パネルを目線の高さまで上げて横から覗き込む方法も有効です。
ストーンはカットやサイズにも若干の個体差がありますので、並びの確認をする時は必ずストーンの「中心」がまっすぐであることを意識してください。
とにかくしつこいくらいに確認と調整をすることで、面倒ではありますが、仕上がりに差が出ます。
練習課題の枠にストーンが収まりません。
2級
ストーンは、種類やロットの差、個体差などから、大きさが少し違って、枠線内にピッタリおさまらない場合があります。
特にガラスストーンはやや大きめの場合が多いのでこのようなことがおこる場合があります。
その際、単色デザインは問題ありませんが、柄ものの場合、柄が中途半端になる場合もあると思います。
ただ、今回は練習となりますので、柄が中途半端になっても構わないので一列減らして間隔調整をし、ぴったり納めていただくか、あるいは、作ったパネルを後々見本としてお使いになるようでしたら、枠の方を少し広げて、柄がぴったりになるように作っていただいても構いません。
まずこの練習で大切なのはストーンの中心を揃えてまっすぐにに並べることですので、枠線内に収めることよりもストーンをまっすぐに並べることを優先しましょう。
印鑑ケースの1列が土台に収まりません。
準1級
1つの小物に何も計算をせずに、格子並べを上からずらっと進めていくと、最後に微妙に隙間ができてしまったり、逆に小物の縁にストーンが乗り上げてしまうこともあるので分割線でいくつかに当分し、その小さなブロックを1つの小物と見立てて1つ1つブロックごとに完結させていくことで、最終的にはぴったりと収まる ということでこの方法を学んでいただいております。
ですので、例えば4つにブロック分けをしたらその4つのブロックを同じように埋めて1つ1つのブロックにきちんとストーンを収めていかないと、ブロック分けをする意味がなくなってしまいます。
4ブロックに分けると、1ブロックに6列入る形になりますが1ブロック目で6列入れられていないと、そのまま進めると2ブロック目、3ブロック目、そして最終的に小物にその列数では収まらないということになります。
なので、1ブロック目から必ず線の内側に6列目を収めていきその間隔ですべてのブロックを仕上げていきます。
ブロック分けは6ブロックでもよいですし、8ブロックでもOKです。
1ブロック仕上げるのに、1回の接着剤で(混ぜてから固まるまで)並べられるようなスピード感でないと固まってからは調節できませんので、4ブロックに分けて、1ブロックを時間内に並べられないようであればもう少し小さ目にブロック分けをして、1度の接着剤で1ブロック仕上げられるようにしてしっかり線内に収めるようにしましょう。
6ブロックの場合、1ブロックは4列
8ブロックの場合、1ブロックは3列になります。
下絵の絵の具がムラになってしまいます。なにかコツはありますか?
準1級
絵の具がぼこぼこしてしまうのは、水分が足りなかったり筆の種類や塗り方でも改善が出来ます。
アクリル絵の具は水を足しすぎるとパネルに乗せたときに絵の具がはじいてしまってうまく濡れないので、水の入れすぎには要注意!ですが水分が足りな過ぎても綺麗に塗りひろげられないので適量をみつけましょう。
パネルにはじめから塗りひろげるのではなくて、絵の具に水を足してから、この水分量でいいかどうかを、私は先ずペーパーパレットの上で塗りひろげて確認をしてからパネルに絵の具を乗せるようにしています。
ペーパーパレットの上でしっかり水分量の調整をしましょう。
また、細いラインは勿論、細めの筆を使用しますが平らに塗りひろげる場合は、平な筆を使用したりします。
もし付属の筆でどうしてもやりにくい場合には文具店等でお好みの筆をご用意していただいてご自身の使いやすいものを試して見つけてみてくださいね^^
あとは、接着剤と同じで筆圧のかけ方が安定せずに強くなったり弱くなったりを繰り返すとぼこぼこしやすくなりますので筆圧を安定させて、少しでも塗った部分にぼこっと出っ張ったところが出来たらその場ですぐにまたその部分を擦りひろげて平らにしましょう。
固まってからでは直すことが出来ませんので、都度修正をします。
しかしながらアクリル絵の具で絵を描くことは1度で上手に描く方が難しいので何度も余ったパネルや下敷きなどの似たような素材のものに練習をしてみてください!^^
バッグハンガーの課題で、接着剤は1剤タイプと2剤タイプを使い分けしますか?
準1級
基本的にこのビジューの課題ではクリスタルアートグルーのみの使用で問題ありません。ビジューが完全に固まった後であれば、周りを埋める時にエポクリヤを使っていただいても構いませんが、その場合はビジューを少し動かすなどの調整はききません。
この課題はバッグハンガーのデコレーション面積の大半がビジューで埋められますのでクリスタルアートグルーのみでの制作を基本としますが、例えば名刺入れやスマホカバーなどで、端の方の一部だけにビジューを乗せるという場合はビジュー付近だけをクリスタルアートグルーにし、完全に固まってから、それ以外の通常のデコレーション部分をエポクリヤで行ってください。(固まっていないクリスタルアートグルーとエポクリヤが混ざらないように、固まってから別の接着剤を使用します。)
但し、クリスタルアートグルーはエポクリヤより経年による黄変が見られますのであまりはみだしたりすると後々見栄えが悪くなりますので、あまりはみ出さないように気を付けてください。
フリーハンドの下書きがうまく書けません。
準1級
何もないところにフリーハンドで描くのは確かに難しいので先ずはお手本となるものを探して、それに合わせてアウトラインを描く練習をしたり練習であれば、そのプリントを利用して写すことも出来ますので色々と試してみてください。
また、絵を描くコツというよりは、ものの形をとらえるコツとしては描きたい見本と、それを描きたい場所にそれぞれ同じように分割線を引いて(例えば4分割にするなど)各分割線内にその形状がどのように、どのくらいの角度で、どのような曲線で(もしくは直線で)収まっているのかを見ながら、模写するようにして描くと比較的同じようにその形を写すことが出来るので描きやすいかもしれません^^
パスケースとシートのサイズが合いません。
1級
パスケースのシートについてですが、1ミリ程度のサイズ違いの場合は、土台の小物にも若干の個体差があるようなので、出来る限り縦横中央に貼付して調整するようにしていただくといいかと思います。
制作の際ですが、特にシールに合わせないといけない、とかケースに合わせないといけない。という決まりはないので見栄えが良い方、完成度が高い方を選んでいただきたいのですが基本的に、このように端に縁などがなにもない小物の場合やはりどうしても端っこのストーンからひっかかりやすく使用していると端のストーンから取れてきたりします。
なので、極力持ちをよくするため、ひっかかりをなくすためにシールもストーンも小物よりほんの若干内側に収めておくのが商品としては良いかと思います。
あとはストーンの個体差もあるのでほん~のわずかにシートからはみ出してもケース内にしっかりと収まっているのであればOKです。
キャラクターやロゴをデコったものを販売してもいいですか?
1級
著作権含め、知的財産権については各ブランドやメーカーによりそれぞれ考え方や許容範囲は異なるのでもし販売をご希望であれば、各著作権元に直接伺って許可を得るか、何か契約等を交わすなどするとよいと思います。
今までの経験した例として、
・お客様からお持ち込みをされた土台に対してであればデコレーションをして施工料をいただくのがOKという例
・逆に、デコレーションをして本来の完成形とは異なる施工をすること自体が著作権違反、もしくは意匠権や商標権違反になるのでNGという例
・メーカーの商品を再販売することに対して何らかの契約が必要な例
・お酒のような特殊な販売免許を取得する必要がある対象物
・お店に飾っておくだけ。。。という理由でブランドやキャラクター商品にデコレーションをして販売をしないとしても、営利目的利用になるのでNGという例
など。かなり細かく様々な事例において各社のとらえ方や考え方に差があると思いますので、やはり確認して許可をいただくのが一番安心です。
キャラクターやメーカーのロゴなどをデコレーションをして販売することに対しても個人のお客様からのオーダーであれば、ネットに掲載しなければOKですよ!等快く許可してくださるところもありますし本当に様々なので、詳細をお伝えして問い合わせてみるのが良いと思います。
自分でオーダーを受ける場合、ストーンのサイズやカラーはどの程度揃えればいいですか?
1級
ストーンの買い方や在庫についてですが、特にルールがあるわけではありません。
もちろん、色々と取り揃えていただいたほうが作品を作るにあたって幅も広がりますので、余裕があるのであれば、カラーやサイズ幅広くご準備いただく方がいいかとは思います。ただ、もちろん高価なものですので、一気に全部というわけではないですので、まずは定番カラーやよく使うサイズを取り揃えておくといいと思います。クリスタルやジェットなどはSS3-12くらいまであると便利だと思います。
ただ、実際には、オーダーが入ってから制作にかかることが多いので、最初から材料を用意しておく必要はないと思います。
カラー見本として、カラーチャートがあるととても便利です。
あとは、その時々のトレンドカラーもありますし、新色や廃盤となる商品もありますので、ある程度経験を重ねた上で、取り揃えていくと無駄に在庫を抱えたりすることはなくなります。またセールなどで安くなっている時に買っておくなどという手もあると思いますので、ご自分の予算とあわせてご検討ください^^
デザインナイフで縁をカットしますが、どうしてもガタついてしまいます。何かコツはありますか?
1級
デザインナイフの刃の切れ味が良くないと切れ込めていないまま押す形になり、ブチブチと力で破るようなイメージになり、切り口がガタついてしまいます。
必ず切れ味が良い状態を維持してください。
繰り返しの使用でシートの粘着物質が刃の表面にくっついてしまっているとどうしても滑りがわるくなりますし更に使い込むと刃こぼれもしますので、リムーバーで拭きとったり、それでもダメなら刃を変えてみてください。
また、刃が滑らかに滑っていかない時に無理にそのまま刃を動かすとがたつきの原因になりますので刃が進まないな、と思ったら、もう一度そのまま押してスライドするのではなく、一旦切り込みを入れ直してからスーッとスライドさせてください。
穴も端も、ナイフで一度切込みを入れたらそこからはカバーのカットする部分の角に斜め45度くらいの角度で刃をあて、刃は刃先ではなく、刃の中ほどを使っていただいた方が安定します。
後はあまりギコギコと刃をずらすことなくカバーの角に沿ってスライドするようにしてください。
フォトフレームの足(金具)は組み立てて提出しますか?
1級
組み立てた状態でご提出いただく必要はありませんが、デコレーションをする前に必ずネジやかみ合わせなどの不良確認のため、組み立てて確認をしてください。
ホットフィックスのストーンが接着できません。
1級
熱を当てることでストーン裏面についた溶剤が溶け、それが染みることでストーンがくっつきますので、しっかりと力を入れてプレスし、溶けた薬剤が布に染みこむように押してみてください。
長時間押し当てていると温度が高くなりすぎてしまい、耐熱シートが溶けてしまいますので、念のため間に一枚布を挟んでいただき、プレス具合を調整してみてください。 接着剤が溶けて、表面だけでなく繊維の中まで届くような形のほうが、しっかりと接着されますので溶けてハンカチの繊維の中まで入った接着剤と、ハンカチとストーンとの間にある接着剤と、ストーンと、の3点がしっかりとつくように程よく時間をかけてみてください。
ハンカチの表面だけについている状態だと、比較的衝撃などで取れやすくなります。
裏からチェックしてみていただき、少しは接着剤が裏まで到達しているくらいの方が接着剤はしっかりと浸透している証拠になりますので、裏からも確認して、最適な時間とプレス力を調整してみてください。
グルー
クリスタルグルー講座
グルーがスケールにくっつかないコツはありますか?
基礎
クリスタルグルーは接着性粘土なので表面はベタつきがありますので定規やテンプレートを乗せる際は、少し浮かせて軽く乗せるようにしてみてください。
また、手の温度や、室温が高いとグルーが柔らかくなってしまうことがありますのでご注意ください。
グルーがとても固いです。どうしたら良いでしょうか?
基礎
クリスタルグルーは保存気温で硬さが変化します。保存場所の温度が低いと固くなり、高いと柔らかくなりますので、固い場合はドライヤーなどで温風を当てて下さい。その際温めすぎのやけどなどにご注意下さい。
また柔らかすぎる場合は、A剤B剤が分かれた状態で専用ケースに入れ冷蔵庫で冷やしてお使いください。
グルーデコではストーンの大きさをどのように選択したら良いかよくわかりません。サイズも細かく微妙な違いで用意されてるようですし、デコと違ってランダム埋めが多いのでどのサイズを選択しても良さそうでかえって迷います。
基礎
クリスタルグルーでのストーンサイズ選定は、ストーン同士が重ならず、隙間の空きすぎに注意してサイズ選定を行なってください。
グルーの表面をツルツルにしたいのですが、どうしても伸ばしたときに指紋などがついて汚らしくなってしまいます。ツルツルにするコツはありますか??
基礎
表面をツルツルにするコツですが、グルー配置後に人差し指の腹を使い軽くポンポン叩き表面の凹凸をなだらかにし、さらに軽く擦っていただくことで表面にツヤが出ます。
配置したグルーが歪まないように必ず軽く行うようにしてくださいね。
グルーをこねる時なのですが、どんどん柔らかくなってしまい、上手く手から離れなくなります。
こねすぎなのでしょうか?
基礎
クリスタルグルーが手から離れなくなるとのお質問ですが、長時間こねあわせますとどんどん体温がグルーに伝わり柔らかくなりますので、こねあわせる時間は3分〜4分程度にしていただくと良いでしょう。
格子並べや整列並べなどストーンを積めて並べる際に、グルーがストーンとストーンの隙間に少し盛り上がる形になるのはストーンを押し込みすぎですか?
基礎
ストーンとストーンの隙間のグルーが盛り上がるのは、グルーの中にストーンが埋まりすぎているのが原因です。
色々な角度から見て、ストーンのホイル部分が埋まった時点で、グルーへのストーンの押し込みをやめましょう。
埋まりすぎは、24時間後のストーンの脱落にはなりませんが、ストーンの輝きが損なわれてしまうので、より綺麗な作品を作る為に適切な配置が出来るようにしましょう。
少量でA剤とB剤をまとめていると手袋にグルーが貼りついてしまい、混ぜ合わせたグルーが2/3位に目減りしてしまいます。
基礎
もしかしたらゴム手袋のサイズが大きすぎてグルーを巻き込んでしまうのかもしれません。ゴム手袋をはめた時にシワやタルミなくピッチリしていれば大丈夫ですが、タルミなどがありましたらサイズが大きすぎるので、サイズのあったゴム手袋の使用をお勧めします。
参考までに、ドラッグストアーなどでパウダーフリー(粉なし)のゴム手袋、各サイズが販売されております。